タイ・バンコクでは新型コロナ対策の制限措置が緩和されています。2021年の大みそかの年越しカウントダウンイベントも条件付きで実施が予定されています。
バンコク都庁の感染症委員会によれば、屋外で行うイベントに限られ、カウントダウンに参加する場合は事前の予約が必要とのことです。

サイアム・セントラルワールド

毎年カウントダウンイベントがあるサイアムのセントラルワールドでは、「セントラルワールド・バンコク・カウントダウン2022」が行われます。大みそかだけではなく2021年12月25日から31日まで、毎日午後8時から午前12時15分まで開催される予定です。イルミネーションの他、アーティストによるショーが行われます。7分間の3D花火ショーも行われそうです。
大晦日だけセントラルワールド前広場の周辺の道路が歩行者天国になるので、そこから無料で花火を見ることは可能のようです。
また、周辺のルーフトップバーやホテルなどではカウントダウンイベントプランもあるので、そこからディナーなどを楽しみながら見るという方法もあります。

アイコンサイアム

チャオプラヤー川の対岸にある商業施設・アイコンサイアムでもカウントダウンイベントがあります。都心部とは違い、大きなチャオプラヤー川で行われるので、例年だと2万5千発もの花火が打ち上げられます。
アイコンサイアムの会場に入らなくても周辺部からも見ることが可能です。たとえばチャオプラヤー川に架かる橋の上は毎年すごい人手になります。チャオプラヤー川にはいくつかのディナークルーズ船があるので乗ってそこから花火を見ることもできます。チャオプラヤー川のシーロム側の岸にあるBangrak Riverviewというショッピング施設からも安い入場料で対岸のアイコンサイアムの様子を眺めることができます。
川岸にあるたくさんのホテルやルーフトップバーから見物することもできます。

アジアティーク ザ　リバーフロント

チャオプラヤー川の東岸にあるアジアティーク　ザ　リバーフロントでもカウントダウンイベントがあります。遊園地ゾーンは施設が色とりどりのイルミネーションで彩られるので、カウントダウンが始まる前でも夜景を楽しめます。
バンドの演奏などもにぎやかです。アジアティーク内にはたくさんのレストランやビアガーデンがありますがカウントダウンの夜は早い時間からたくさんの人で混雑します。
サイアムやアイコンサイアムと違って近くにBTSの駅がないのでタクシーになりますが、周辺道路は大渋滞になるので、イベント終了後はサパーンタクシンの駅の方まで少し歩かないとタクシーはつかまらず、しかもメーターを使わないボッタクリ価格になるので予め注意しておきましょう。

メガバーンナー

バンコクの東側の郊外にある、IKEAなどが入っている巨大なショッピングモールのメガバーンナー。
BTSウドムスック駅からシャトルバスも出ていますが、駐車場も大きいので車やバイクでも行けそうです。
会場が広いので、大型ステージでの野外コンサートで盛り上がれます。過去には人気ロックバンドのボディスラムが年越しライブをしたこともありました。

これらの会場では、事前登録したうえで、マスクの着用や体温チェックの他、身分証明の提示、ワクチン接種証明の提示、さらにイベントに参加する72時間前にCovit19のATK検査を受ける必要があるということです。
ただ、会場に入らずとも周辺部から花火を見ることはできそうです。
オミクロン株のタイでの市中感染も発見されたということでこれからどうなるかはわかりませんが、今のところカウントダウンイベントは行われる予定のようなので花火と夜景を楽しみながら新しい年を迎えてみてはいかがでしょうか。